「家族にも、こどもにも。心を支えるもうひとつの居場所」
医療的ケアが必要な子どもたちが安心して生活することができ、入居者の家族にとって心身の負担を軽減する「救い」となる施設を目指しました。本施設では食堂を中心に個室を配置し、スタッフの見守りが行き届きやすくケアしやすい平面計画としています。また、将来的な増築や入居者が年齢を重ねても継続して利用できるよう、高齢者施設の設備基準にも対応した計画となっています。内装には木の温もりを取り入れると共に、明るく楽しい雰囲気のクロスを選定することで、入居する子どもたちの心に寄り添う空間としました。
工期短縮およびコスト面の観点から、構造は木造在来軸組工法を採用しました。開放感が求められた食堂空間等は、構造材として集成材による大断面梁を採用し、柱のないワイドスパンの大空間を実現しました。また、廊下・脱衣室にも空調設備を設置し、建物全体の温度差が少なくなる計画としています。