行き来しながら建築を考える
SAITO
齋藤 佑治
建築設計部 2008年度:キャリア採用

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志望の動機は?
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大学院終了後は主に住宅建築を設計するアトリエ事務所に就職しました。そこでは設計の仕方、図面の書き方、仕事の流れなどがむしゃらに覚えました。5年間勤め、今度は住宅に限らずいろいろな用途や規模のものを設計したいと思うようになりました。都内への就職も考えましたが、学生時代から街づくりにも意識があり、県内の事務所への就職を恩師に相談しました。何社か紹介された中から、石井設計グループはボクがいままで気になっていた建物をいくつも設計していると知り入社を希望しました。
- 現在担当しているプロジェクトは?
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事務所用途の建物のプロジェクトにいくつか携わっています。高崎駅前の大通りに面したオフィスの建て替え工事では、工事中は敷地内の既存建物を残しつつ、最終的には新棟のみにするという計画です。企業のオフィスではありながら街の景観を担う場所に位置しています。開かれたオフィスをコンセプトに植栽を多く配置し、内外に豊かな環境をもたらし、ゆるやかにつながることを意図しました。スケールも大きく設計には時間を要し、構想期間から数えると5年経ちようやく着工しました。
他にも、県内企業の本社オフィスや企業のブランディングをカタチにしたような建築などがあります。どれも建設中のものばかりです。現在は規模の大きなものを担当していますので長期プロジェクトが多いです。
- 印象に残っている仕事は?
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どの仕事も印象に残っています。建物が建つ近くに行ったときなど設計中や工事中に現場に通いながら、当時の思い出をめぐらせます。建物はできたばかりはなんだか落ち着かないように見えますが、時間とともに内外とも場になじんでいくように感じます。特に外観については竣工当時から、植栽が成長したり、周辺建物が建て替わったりなどの変化にどのような見え方をするか確認しています。
- 心がけていることや大切にしていることは?
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意匠設計者は、プロジェクトの始まりからずーっと中心的な立場でプロジェクトと関わります。クライアントと対話し、提案しながらクライアントの想いに私たちの考えをプラスしてカタチにしていきます。設計には考慮すべき技術的な検討事項も多いですが、その根底にはカタチを考え始めた時の想いは実現できているか、ワクワクするような感動を与えられるものか、実際に出来上がる空間をイメージして、常に建築のあり方について遠景にも近景にも見ながらモノを考えるようにしています。
・建築ができることにより内部にも外部との関係にも新たな環境が生み出され、その関係がはじまることになります。更地だったところに建物ができたり、新たに建て替わったり、樹木が植えられたりしながら、新たに生まれた場所には、人の行き来や、日や風の流れ、周辺との関係性が生まれ、人が集まり学んだり、働いたりする環境ができていきます。街の景観になっていきます。
このように建築ができたことによって生まれる環境を意識しながら、内部と外部の両面を見ながら設計をしていけるように心がけています。
- 入社前後で印象に変化は?
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みんながそれぞれの役割でプロジェクトに関わっているところです。設計の実担当者という立場のもの、同じ意匠設計者だけど別のプロジェクトを担当し、アドバイザー的に関係するもの、マネージメントするもの、技術設計者のように専門的な知識で建物の機能面を設計するもの、ほかにもプロジェクトをやっているものを支える者など、ひとつのプロジェクトに対して同じ時間を過ごしながらも、それぞれが役割を果たすことで様々な多くの案件を進めることができる組織を感じています。
- 石井設計グループの魅力は?
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入社してからもうすぐ16年が経ちますが、私自身その間に約40件くらいの建築を担当してきました。もちろん私一人の仕事ではなく組織として成し遂げた業務成果ですが、石井設計グループ全体では、この16年間でその何倍もの業務を成し遂げています。自分の1年で経験できる設計は平均2~3件ですが、同時に進行する案件に色々な立場で変わることで、多くの経験値を得られることに魅力を感じます。
- 休日の過ごし方は?
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もっぱら家族で過ごしています。建築やアートなど僕が気になったものを妻も子供たちも楽しんでくれるので近場でも遠出でも一緒に出かけています。まだまだ行って見てみたいものはたくさんあるので、何年経ってもみんなで出かけて楽しめる関係を築いていけたらなと思います。
MESSAGE to YOU
私が入社した時に、先輩から「石井設計グループにはたくさんの人がいて、みんなが個性を持っている。だから君もみんなが頼るような特技を磨くといいよ」と言われました。それから私は個性を生かしながら会社の中でのポジション的なものを得てきました。是非皆さんも組織の中で自分を活かし楽しみながら働いてもらえたらと思います。





