豊かな自然環境と、歴史と文化を併せもつ都市(まち)の中心市街地に立地する特性を生かすために、駅前通り交差点に面するエントランスには、内・外部2層吹抜の空間を与えました。街並みとの融合空間ともなる、このゆとりあるスペースでは、地域とホテルとのコミュニケーション増進の有効活用策としての利用が図れる演出をこころみています。客室インテリアは、寛ぎを感じさせるハイモダンなテイストでまとめ上げました。全体として「ホスピタリティを高めるためのデザイン」という視点に着目して、快適性・機能性・経済性に配慮したニュータイプのホテルを目指しました。