2019年の本館棟パブリック改修のコンセプト、イメージを引き継いだ客室の改修計画です。オーナー様から、「雰囲気のよい部屋」「居心地のよい部屋」を造りたいとの要望があり、部屋は和室にこだわらず、和モダンな雰囲気の部屋に改装しています。テーマカラーは前回の改装と同じ、黒、灰色、からし色、木はウォールナット色で統一し、細部にわたりこだわりのある客室の内装意匠となっています。
空調機は前回改修工事を行っているため、既存の空調機を今回のプランに再利用し、コストを抑えられるように配慮しています。また、ランプの明るさや色温度が調整できる照明システムを導入し、様々な用途に合わせて空間演出ができる計画としています。