ふるさとホーム朝霞

前年の鶴ヶ島に引続き、88個室の介護付有料老人ホームの計画です。住宅街に立地することから、あまり大きなボリュームでつくることを避け、ルーバーやニッチ、視線の抜け、そして色彩等から生まれる陰影と、視覚効果を用いて、街と共存できるファサードの追求をおこないました。また、このつくり込みによって、建物内部には光を取り込み、景色を眺められる吹抜けや大開口を随所に設けることで、毎日の暮らしのなかで、街の環境と折合える場面をつくっています。