新前橋駅前という立地の中で、地域とのつながりの深い情報の発信源となるような開放的なオフィスを目指しました。道路に面したカーテンウォールのガラス面に、シルバーの小庇をランダムに配置することで、広告代理店としての情報の多様さや、スピード感を感じられる表情を作りました。内部空間では吹抜けを介し、2階のオフィスとロビー空間の連続性を意識し、上下間のつながりや広がりを感じられるものとしました。建物内各所には群馬県内の作家による絵画や彫刻が展示され、建物を利用する人はもちろん、歩道を歩く人からもアートを身近に感じられるギャラリー的な要素を持ち合わせた建物となっています。