「つながりを耕す(cultivate)」
「最後まで繋ぐ」「日常を見守る」をモットーに、人と人とのつながりを大切にする企業の新社屋建替え計画です。会社の成長を支える強固な地盤づくりとして、分散していた事務所機能を集約し、職場環境を整え、声をかけやすい開放的な執務空間を実現するとともに、地域とのつながりを育むために建物を道路側に寄せ、誰もが気軽に立ち寄れるオープンなエントランス空間を設けました。
また、建設コストを抑えるために木造の在来軸組工法を採用し、許容応力度計算により構造安全性を確認することで、壁量や部材を適切に選定し、開放的な空間と木材あらわしのデザインを実現しています。木材あらわしの天井では、照明器具を梁に直接取り付けることで、器具の存在感を抑えながら必要な明るさを確保し、連続する大きな空間のつながりを大切にしています。また、空調機器や換気設備には天井吊り型を採用し、機能性を確保しながら木の架構を活かした空間デザインとの調和を図りました。