「ひとが集い活力を生み、時を経る毎に深みを増し、街並みにアクセントを加える施設」
地域の方が気軽に利用でき、勤労者の福祉の充実を図ると共に、市民の健康増進につながることを目的とした施設です。建物のメインファサードとなる南側壁面に連続性のある列柱とスリットサッシを配置し、人々の歩みを誘い、賑わいを生む、街に開かれた施設を目指しました。体育館、事務所、ホールなど多用途が集約された施設のため、目的に応じた利用動線を明確にすることで、利用しやすい施設となっています。外観は、時を経ても色褪せることのないレンガ調タイルを採用し、周辺の街並みのアクセントとなるよう計画しました。
建物全体は地震時の揺れを軽減させ、変形を抑えるための鉛直ブレースを設置しています。体育館は、柱と大梁の荷重負担を分散させ、大梁の部材断面を小さくするため大梁端部下に方杖(KTブレース)を設置し、スマートな納まりを実現した架構計画としています。BCP対策として、非常用発電機により停電時に体育館の照明・コンセントの利用を可能にし、照明は照度センサーによる外光利用・適正照度補正をしています。体育館の空調方式は空冷直膨式エアハン+整流吹出口を採用し、気流が悪影響を与えないよう配慮しました。