それぞれで運営していた支店事務所と油送所を一か所に統合し、新たな太田支店としての新築工事です。
事務所棟は利用動線に合わせたプランニング、働きやすく居心地の良いしつらえとなっています。企業アピールとして外観にコーポレートカラーを使用し、外部に対しても開放的な雰囲気としています。
油送所として場内には大型車両が出入りするため、ゆとりのある車両通路幅、一般車との車両動線の分離、車両交差の少ないワンウェイ方式の通路を計画し、安全性に配慮しています。
事務所棟では、スパンを計画段階で調整し開放的な空間となるよう柱配置を計画しています。その他の各棟は、利用形態に併せ鉄骨造や鉄筋コンクリート造を適宜、選択しています。執務室の空調設備は快適性に配慮して床吸込方式とし、吹出口には天井放射パネルを採用しています。災害時には事務機能維持のため、ガスによる非常用発電設備を備え、各所に発電機回路用コンセントを設置しています。
