既存庁舎の老朽化による移転建設工事です。配置については周辺住宅への騒音などの配慮と共に出動⾞両動線と来庁者⾞両動線の分離を行い、内部の明快な平面計画と共に短時間でスムーズに出動できる動線を確立しました。
今後の都市基盤及び都市構造の変化等、消防行政を取り巻く環境の変化にも対応すべく可変性を考慮しRC造の純ラーメン構造を採用しました。災害時の重要度が高い室に関しては停電時でも消防署機能を満足できるよう非常用発電機を設置しました。また、一部空調・コンセントも非常用発電機にて賄う計画としておりBCPに配慮した計画としています。