「日本の品質を世界へ ものづくりと和のもてなしをつつむビルディング」
高崎玉村スマートIC周辺の工業団地に建つ、本社と機械製造工場を一体化した「Japan Quality」をコンセプトとする施設です。建物の北側に製造工程に沿った工場エリア、南側に本社・来客エリアを配置し、人と物流の動線を明確に分離・整理しました。高天井の生産空間と上部の倉庫・休憩室を立体的に構成し、ガラスカーテンウォールとスリットを用いた外観により、全体をオフィスビルとして表現しています。内部は和の装いと柔らかな光で来客を迎え、日本企業の品格と品質へのこだわりを空間に映しました。
構造は鉄骨造3階建てとし、ブレース付きラーメン架構と15mを基本とする柱配置で大空間を確保しました。工作機械の床荷重30kN/㎡や最大10tクレーンに対応し、支持層の深さが異なる敷地には地盤改良を併用した直接基礎を採用しています。設備計画では、ゾーン空調と全熱交換換気により、快適な作業環境と省エネルギー性の両立を図りました。さらに、LED照明や130kWの太陽光発電に加え、予備回路の確保や点検経路の整備など、将来の改修・更新にも柔軟に対応できる持続可能な施設を実現しています。