「企業の顔となり、製品の魅力を発信する合理的な工場」
配電盤・制御盤への粉体塗装を行う工場棟の新築計画です。前面道路からの視認性を考慮し、建物自体をサインの一部と捉え、コーポレートサインを際立たせるシンプルな箱型形状としています。このシンプルな形状により、機能性と経済性を両立させた建築となりました。また、自社製品である受変電設備を正門から目に留まりやすい位置に配置し、製品PRにつながる計画としています。さらに、BCP対策として浸水対策を講じるとともに、断熱・遮熱性能を高め、快適な作業環境の実現を目指しました。
塗装機械を効率的に配置するため、天井高約11m、約50m×約20mの無柱空間を実現しました。また、建物北側の大庇には吊り材を採用し、鉛直方向の変形を抑制する計画としています。設備計画では、省エネルギー性や快適性、更新性に配慮した機器選定を行いました。また、乾燥炉の出入口には特殊消火設備として二酸化炭素消火設備を設置し、操作盤の配置や消火後の二酸化炭素排出計画にも配慮することで、安全性の確保を図っています。