計画建物は、機能的、合理的、経済的なものを造ることを基本コンセプトとしています。厳しい季節風(赤城おろし)を考慮し、工場は、北側を背にしたインドア型式としました。同一棟の4階建ての事務所に対して、3層分を吹抜とし、大型車整備工場としての十分な高さを確保し、吹抜を介して事務所からは、工場を見渡せるように工夫をしました。工場内は、37mスパンの無柱空間とすることで、作業の安全性と効率をあげることに努めました。社用駐車場(100台)は、屋上を活用することで敷地の有効利用を計っています。また、敷地全周には、十分な緑地帯を設け周辺に対しての環境配慮を積極的におこないました。