鉄骨組み立て工場における生産部門の分離と、生産性の拡充を目的として計画された第3工場では、第1及び第2工場での経験を生かした設備の配置、仕上げ材の選定などを行っています。また屋外の計画では、大型車両の通行や重量物の取り扱いが多いため、見通しが良く、障害物の少ない計画としています。工業団地の中でも周囲に対して開放的な外構計画とし、企業アピールとして、建物外壁にはコーポレートカラーを取り入れ、既存工場との統一したデザイン計画としています。
建物のメインフレームにはブレース工法を採用していますが、ブレースの取付高さ調整し、作業動線の支障とならないよう考慮しています。
工場内では溶接ヒュームや熱い空気がこもりやすいため、ルーフファンにより良好な作業環境となるよう配慮しています。