特殊鋼線材をコンバインドマシンにより引き抜き、切断、矯正し、機械機器の材料(摩棒鋼)を加工する工場です。柱には鉄骨コラムにコンクリートを充填するCFT構造を採用し、断面を極力小さくして作業スペースを出来る限り多く確保しました。工場内で発生する熱を効率良く排気するため、屋根中央部に腰屋根を設け排煙窓から自然に通風出来る構造とし、更に外壁は断熱鋼板サンドイッチパネル、屋根には二重折板断熱工法を採用し、遮熱性の向上も計り作業環境に配慮しました。また、軒樋をフッ素樹脂鋼板で覆い、特徴のあるデザインとして印象に残ります。