住宅団地にほど近い、周りにはまだ田んぼが残る場所に建つ小児科・内科の医院です。建物は、1階をRC造、2階を木造の混構造とし外断熱工法を取り入れました。外装は、板張りと塗り壁の仕上げ材を使って優しい質感を出す様にしました。「優しい風の通り抜ける建物」をコンセプトの一つとして考え、1階から2階の高窓への風の抜け道を確保すると共に明るさと広さを適度に保つ建物としています。診療エリアは外来患者様が使いやすい様に大きな車寄せからバリアフリーで利用出来る様にし内部はコンクリート打ち放しの壁と桜板材の床、白い建具の構成で清潔感のある優しい空間を演出しました。
