高崎市が一般公募設計競技を行い、当選した計画です。既存保育園の老朽化に伴い、現在の50人定員を100名に増床すると共に、既設計画敷地内で仮設園舎を設置し、新園舎を施工する計画でした。地域交流と敷地与条件に考慮し、隣接するグランド側に開いたL字型の平面計画としています。職員駐車場は建物裏の北側に、送迎用駐車場は南側に一方通行とし、歩行者と車の交差のない安全な動線を確保しています。園内は園庭~玄関デッキ~園舎・遊戯室を緩やかにつなげて心地よい場所を提供しています。内装には地産の木材をできる限り使って、温もりある空間を得られるよう計画しました。遊技室は丸い平面形で高い天井をとって、楽しい空間を演出すると共に、園のシンボルともなるように考えました。