当社で設計・監理し昭和56年に竣工した片品村武尊休養施設のクロスカントリー競技本部施設へのリニューアル計画です。建物は竣工後30年を経て標高1300mのゲレンデに建つ立地条件の厳しさから雪害凍害による外壁の劣化、屋根の腐食等が著しくそれらの改善を含めた計画です。施設の用途上、冬季の使用に限られること、宿泊目的としては今後使用されなこと、などから改修範囲・目的を事務機能部分に限定することでコストの縮減を図りました。施設計画は競技運営をスムーズに行う事に重点を置き、内部動線の整理を行うと共に役員が協議進行状況を確認でき、ゲレンデへ直接出入り出来る様にベランダを新設しています。