邑楽町の国道沿いに建つ、JA邑楽館林の農産物直売所です。邑楽南中学校周辺を中心として、地域の利便性を向上させるため、邑楽町による地区計画の生活拠点施設として計画しています。
「食」と「農」のランドマークとして、周囲のどの位置からも目を引く建物デザインとし、来客者の賑わいを生むための外部空間を整備しました。軒の先端に配置されたルーバーは、建物の存在感をアピールする他に、売り場の生鮮食品を傷めてしまう直射日光を遮る役割もあります。
店内は買い物がしやすく、売り場レイアウトの障害とならないように、18mスパンの梁を架け、中間に柱を設けないことで、見通しが良く、開放感のある空間となっています。また、内装は主役である野菜や総菜などの商品を引き立てるインテリアとし、器具ごとに調光調色が可能なスポットライト照明を採用することで、商品の魅力をより引き出す売場環境となっています。