前橋市内の昭和後期に開発された住宅団地になります。閑静な住宅地で67坪の敷地に、LDKと4つの個室を備えた2階建てのボリュームと、4台分の駐車場スペースを巧みにプランニングし、敷地を最大限に有効利用した計画です。外観は大小二つの立方体を重ねた配置として、軒を薄く納めた切妻に角度と勾配を付けて屋根を架けることで、印象的な外観としました。LDKは外からの視線を考慮して、内部方向に広がりのある吹抜けを設けることで、プライバシーに配慮した開放的な空間としました。また、施主要望のメンテナンスと使いやすさを実現するために、仕上や細部にまで掃除のしやすさなどに配慮した住宅となっています。